岐阜県の双六岳には3つの登山道が付いている。その内の一つの「中道」で撮影。少し遠回りだが、双六岳頂上及び三股蓮華岳方面への一番楽な道。小さなカールに抱かれた花畑が広がり、散策には最適。 9月末、草花は枯れ色、登山客もぐんと減ってしまった。夏の花は綿毛になって、夕方の斜光線を受けて黄金色に輝いていた。
モノクロ写真館
自然
小窓から
双六小屋から約30分の、樅沢岳から。小屋からは全く見えなかった槍ヶ岳が、ここで突然姿を現す。双六岳登山道から眺めるより一回り大きい。しかし、槍ヶ岳方面はガスがかかることが多いため、なかなか見ることが出来なかった。その日もガスが濃かったが、頂上へ着くなり、槍の穂先付近だけ、小窓が開いたようにガスが晴れた。ほんの数十秒間の出来事。
草紅葉
モノクロなので草紅葉かどうかわからないかな。斜光が美しい晩秋。双六岳のカールで。
薄
中間リングをつけて接写したものだったと思う。珍しく白黒のメリハリが利いた作品。手持ちで被写界深度も小さいのに奇跡的にピントが合ってる。
陽光
これも中間リング使用。