キャベツのピラフ

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炊き加減に自信がない場合は時々蓋を開けて様子を見てみよう!焦げそうだったら途中でお湯を足しても大丈夫!ホントホント。

材料

  • キャベツ
  • 玉ねぎ
  • ニンニク
  • 米 *
  • 水 *
  • スープの素
  • 油 *
  • 塩 *
  • 胡椒
  • * =最低これだけあれば、あとははしょってもOK

作り方

  1. 米を洗う
    米を洗ってざるにあげ、そのまま30分ほど置いて吸水させる。
  2. 野菜を切る
    キャベツ は1センチほどの角切りに、玉ねぎ はみじん切り、ニンニク はテキトーに細かく切る。
  3. スープを作る
    米の量の1.5~2倍ほどの水を火にかけ、スープを溶かしておく。沸騰させなくても良い。
  4. 野菜を炒める
    鍋を中火にかけ、油を適量入れる。熱くなる前にニンニク を入れ、香りが出たら玉ねぎ を加える。玉ねぎ はよ~く炒めるほど美味くなるので、時間さえ許せば弱火で際限なく炒めてしまう。時間がなければあめ色になったところでキャベツ を加え、しんなりするまで良く炒める。塩、胡椒で調味する。
  5. 米とスープを加える
    米を加えてテキトーに炒める。いつまで炒めたら良いのか実はよく知らない。どうせスープを加えて炊くんだから適当で良いのだわ。頃合を見計らってスープを加え、蓋をする。沸騰したら弱火にし、溶き卵 を上からざざっとかける(スープを入れる前に加えて全体に絡めるのも良いかも)。ぐつぐつ言わなくなるまで炊き続ける。ぐつぐつ言わなくなったら火を止めて、10分ほど蓋をとらずに置いて蒸らす。

野菜のマリネ

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ジャガイモ が意外に酢風味に合うのは驚き!

材料

  • キャベツ *
  • 玉ねぎ *
  • にんじん *
  • ジャガイモ *
  • ピーマン *
  • コーン *
  • オリーブオイルかサラダ油
  • 胡椒
  • * =野菜はある物を利用!これ以外にも、きのこや豆腐など、何を加えてもOK!

作り方

  1. 野菜を切る
    玉ねぎ ・にんじん 、は薄切り、ジャガイモ は5ミリくらいの厚さに、ピーマン ・キャベツ は一口大に切る。
  2. 野菜を茹でる
    鍋にたっぷりの水を入れ、にんじん 、ジャガイモ を入れて火にかける。食べやすい硬さになったら他の野菜も加えてさっと茹で、ざるにあげる。
  3. マリネ液を作る
    調味料を合せてマリネ液を作る。酢と油は同量程度。野菜が全部浸る量にする。他は味を見ながらテキトーに。好みで砂糖やワイン、醤油、ハーブ、レモンなど加えても良いかも。
  4. 米とスープを加える
    野菜の粗熱が取れたら、マリネ液にどぼんと漬け込んで、一晩ほど置く。

キャベツ の固め焼き

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これもやっぱりマジにキャベツ しかなかった時に作ったのだが、それでも以外にいける(ホントだって)。要するに、広島風お好み焼きのキャベツ 以外に具がない物である(^_^;)。コーン やら、納豆やら、豚肉やら、餅やら、チーズやら、卵やら、他に具があればがんがん足してお好み焼きらしくしていただければ結構!

材料

  • キャベツ
  • 小麦粉
  • 鰹節、お好み焼きソース、マヨネーズ、醤油など

作り方

  1. キャベツ を千切る
    出来るだけ細く、たっぷり切る!包丁が苦手な人はスライサーで。
  2. ベースを作る
    ボールに小麦粉をテキトーにどばどばいれ、水を加える。フライパンにたらしてゆっくり広がるくらい。お好み焼きの要領。卵 があれば更に加える。なければこれだけでも何とかならなくもない。
  3. 焼く!
    フライパンを火にかけ、油を引く。ベースをお玉ですくって薄く広げ、その上にキャベツをがんがん乗せる。更にその上からベースをだらだらかける。ひっくり返せそうなくらい固まってきたらひっくり返そう!大き目のお皿に中身を滑らせて移し、お皿を片手で持ってその上にフライパンを被せ、上下をひっくり返す。お皿を外して、フライがえしでぎゅうぎゅう押さえつける。
  4. ソースをかけて食べる
    ちょっと焦げ目が付いたくらいで完成。好みのソースをかけて食べよう!

キャベツ の煮込みスープ

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他の野菜や肉があれば勿論一緒に煮ても可。大きめに切った具をたくさん入れてポトフにする事もある。スープだけでは物足りなければ、トマトの水煮缶 を加えてトマト スープにしたり、カレールー を入れてキャベツ カレー にしたりするのも良いかも。

材料

  • キャベツ
  • スープの素
  • 胡椒

作り方

  1. キャベツ を切る
    キャベツ を大きめのくし型に切る。食べる時に芯が邪魔なら取り除いても。でも一緒に煮ると甘みが増すので入れてしまおう。
  2. キャベツ を煮る
    鍋にキャベツ を入れ、ひたひたに水を入れ、火にかける。火が通ったら塩、胡椒、スープの素を入れて更に煮る。冬場はストーブの上にかけっぱなしなのがいいかも。

千切りキャベツの思い出

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子供の頃、千切りキャベツが嫌いだった。筆者のウチのキャベツは千切りと言いつつもそれは「百切り」状態であり、非常に不味かったからだ。外食は余りしないウチだったので、他所で「ほんもの」に巡り会う事もなく、「千切り」キャベツとはこのように太い形状でかつ不味いものと思い込んで育ってしまった。

高校の家庭科の授業で千切りキャベツのテストがあった。「効率の良い作業方」を考え出す事にかけては人一倍長けていた筆者も、そもそも千切りキャベツの定義を誤って認識していたため、ここでは何か勘違いしたような事をしてしまう。ひたすら重ね合わせたキャベツをざくざく百切り状態にし、制限時間内には誰よりもたくさんの「刻んだキャベツ」を生み出していた。隣でうす~く重ねたキャベツを実に細かく「千切り」に刻んでいる級友を見て、「アタシの勝ち」(←バカ)とか思っていたりしたのだった。それぞれの出来をチェックしに来た講師曰く、「量は合格」。しかし、この時点でも、まだ本物の千切りキャベツがどのようなものなのか、きちんと理解してはいなかった。

ところで、筆者は山小屋などの宿泊施設に住み込みで働きに行くことがよくある。携わるのは厨房仕事が主なのだが、こういった所では客の食事の付け合わせとして必ずと言って良いほど「千切りキャベツ」が供されるのだ。一箇所だけ「キャベ2」というベタな商品名の自動千切り機を備えていた所があったが、その他では包丁とスライサー併用でまかなっていた。

こういった厨房仕事の場合、客に出した食事の残った部分が賄い食となる場合が多い。千切りキャベツがちょうど切り良く終わる事はまずないので、これは毎日食べる事になる。山小屋バイト初期の頃に、これを食べてみたところ、なんと、美味いのだ!よく見るとウチのキャベツとは形状が明らかに違う。

2-3日して刻み物も任されるようになり、ハイ、じゃあ次はキャべ千ね、と言われ、見よう見まねで他の人がやっているのと同じような動作で切ってみると、難しそうに見えたが、な~んと、意外にも容易くできるではないか!なんだか面白いように細く綺麗に切れるのだ。勿論それまでにも「キャべ千」もどきはやっていた。しかし、実際のところ、それは「キャべ百」であった。包丁の音からして、「ととととと」というリズミカルなものではなく、「ざく、ざく、ざく」と、のろくて重いものだったのだ。

ところが、ウチに帰ってから同じことをしようとしたら、何故だか出来なかった。細く刻もうとすると、するっと横にそれて空振りするのだ。何故?答えはウチの包丁の切れ味が良くなかったからだ。切れ味が悪いと細く刻めない。また、押し潰しながら切る事になるので、切り口がスパッと綺麗に出ない。こうなると、食感が命の千切りキャベツは、こうも変わるのかと思うほど不味くなってしまうのだ。

ウチで美味い千切りキャベツを食べるためにはまず包丁から揃えなければならないのか!その事実に気付いた筆者は、刃物マニアの父が(こういう人がいる家庭に、何故切れ味の良い包丁がないのか不思議である…)岐阜県関の刃物市に出かける時に、自分専用の鋼の牛刀を所望したのだった。ウチを出た時には勿論これを持って出て、今日では数々の千切り野菜メニューをクリエイトするに至っている。

余談であるが、とある知り合いのお宅にお邪魔した時、時間も時間で「夕飯食べてく?」と言って頂き、ご馳走になったのだが、普段お勝手をしないお嬢様な彼女が作ってくれたのは、家庭科の教科書に出てきそうなハンバーグステーキだった。付け合わせにはキャベツ。「私、『キャベツの千切り』って余り好きじゃないんだわ」と彼女が言うのも当然、それはかつてウチで供されていたのと同じ、「百切りキャベツ」だったのだから…。

2002/12