韓国
第4節 韓国語あれこれ

今年こそ韓国語を!

2004年のクリスマス・イブ、女3人でチョジョラダではない楽しい夜を共に過ごしたのだが、その仲間の1人のミヨンさんは、国際空港のあるインチョンに住んでおり、ソウルまで出るのに地下鉄で1時間以上かかる。という訳で、その晩は早い時間に我々と別れた。後はプヨンさんと2人でコーヒーを飲みに行った。彼女も彼女で、日本語を使いたくて堪らないようだった。コーヒーショップでも怪しい日本語会話は続く…。同じ日の昼間は、ヘイリ芸術村に於いて、英語も日本語も殆ど通じない環境で四苦八苦してきたばかりだったのに、この落差は何なんだ…。

ところで、日本へ帰る日、ミヨンさんの勤務時間はちょうど筆者の帰国便の出発時間に重なっていた。帰りは是非寄ってくださいね、と言われていたので、訪ねて行くと、ちょうどよく、お昼ご飯から戻ってきた所。そして、どんな本が好きですか、私がプレゼントします、とおっしゃる。うわぁ!なんて素晴らしい人だ!でも、ワシはまだそんなにスラスラ読める訳じゃァ…。しかし、絵本だったら文字も少ないし、良いかも、と、韓国の昔話の絵本を選んで貰った。

空港の本屋で絵本を買う人も少ないでしょう、と言うと、いやいや、最近は韓国語の勉強をする方が富に増えているので(日本人の)大人(のオバさん)が自分のために買っていく場合も多いのだそうだ。

ほほゥ。

その絵本達がロクに手もつけられぬまま、埃を被っていく事にならなきゃ良いのだが、…て、それは自分にも言える事だ。筆者の場合、芸能人への擬似的愛情によって一時的に韓国語学習熱(もどき)に憑依されている訳ではないので、まァ、(熱に浮かされたオバさんよりは)多少はマシに教材として生かす事は有り得るかもしれない。日本語の上手い友人もできたが、日本語も英語も話せない友人もできたしな。さぁ、今年も(こそ)頑張るぞ。

韓国留学まで果たした筆者の後輩、Nが言っていたが、韓国人が日本語を習得するスピードはもの凄く早いらしく(仕事としての需要もあるから、時に生活がかかってるし)、韓国人の友人の方がどんどん日本語が上手くなるので、自分の方は成長する必要がなくなってしまうのだそうだ。

う~む。

相手がもの凄く堪能にならないうちに上達せねば。

ファイティ~ン。