2013年弥生のかめ

日中友好のフネで中国から渡ってきたかめ

2013年弥生のかめ01
2013年弥生のかめ02

筆者がコドモの頃、ハハが1ヶ月ほど中国旅行に行ったことがある。随分幼かったので、ドコへ行ったのか詳細は全くもって把握していなかったのだが、「日中友好のフネ」とかいう、ツアーみたいなものに参加していったのだと思う。即ちフネで行ってフネで帰ってきた。だから1ヶ月もかかったのだね。いや、1ヶ月より短かったのかもしれないのだが、その間、筆者を含めたきょうだい3人は、親戚のウチや祖父母の家に順々に預けられ、ソレはソレでそこそこ面白かったのだけど、ハハがいないことなど初めてだったので実際より長く感じたのかもしれない。

その時ハハが筆者のために買ってきたというかめを、なんと、つい最近貰った。いくらなんでも間開けすぎだろー(^_^;)。

ハハの言い訳によると、子育てというモノが、ソレはソレは大変で、お土産などドコにしまったかわからなくなったから、というコトである。因みにホカのサイトで書いた千切りキャベツの思い出というエントリーを誰だかの差し金で目にしたハハは、筆者がコドモの頃にウチで食卓に上った千切りキャベツがいわば「百切り」状態であったということに対しても、同様の言い訳をしている。筆者としては「ソレとコレとは別の話」という気が大いにするのだが、なにしろ子育てというモノをしたことがないので、事の真相は永久にわからないだろう。

因みに、かめの下に敷いてある白い玉は、同じ時に買ってきた象牙の玉のネックレスだそうな。かめもネックレスも、細かい細工が施されている。当時の中国元で、一体いくら位だったのだろー?まーそんなに高いものではないはずだけども。

当時のハハは今の筆者よりも幾分若く、写真を見るとまさに「娘さん」という感じである。ソレを思うと、本当に随分永い間、このかめが実家のどこぞに放置されていた、という事実に思い至る。